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2022.07.01

発熱外来

現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の蔓延を受け、当院でも発熱外来を行っています。
発熱や咳、痰などの呼吸器症状、下痢、腹痛などの消化器症状の訴えのある方は通常外来とは動線を分け、発熱外来にて対応させて頂きます。

対象


特に制限は設けていません。当院かかりつけ患者様以外でも受診可能です。
15歳以下の小児の場合、検査は可能ですが投薬などはお断りすることがあります。ご了承ください。
当院での受診を希望される方は、まずは電話にてご相談ください。
混み合う場合があるため、時間を指定させて頂くことがあります。

検査方法

①NEAR法 等温核酸増幅法(NEAR法, nicking enzyme amplification reaction)
現在当院ではNEAR法による迅速遺伝子検査を推奨しています。「ニア法」と読みます。
PCR検査と同様に、コロナウイルスの遺伝子を増幅し検出する検査方法で、PCR検査と同等の高い精度を兼ね備えています。
一方で、15分程度で結果が判明するため、 NEAR法が陰性であれば、希望があれば院内に入って頂き診察や治療を行うことが可能となっています。
また濃厚接触者などの無症状でもCOVID-19を検出すると言われています。

②PCR法
現在標準的な検査方法です。唾液を採取して検体を提出します。
外注検査になるので、結果判明は次の日の午前になります。
精度が高いですが、結果判明に時間がかかるのが欠点となります。

③抗原検査
鼻咽腔から検体を採取します。
15分で結果が判明しますが、PCR法やNEAR法の遺伝子検査と比較すると精度が落ちると言われています。(8割程度)
また無症状の方でCOVID-19にかかっている方の検出には適さないと言われています。

まだまだ感染が流行していますので、しっかりと感染予防を続けていきましょう!
発熱や感冒症状がある方は遠慮なく当院へご相談ください!